2009年05月10日 (日)

2008・夏の暑い日・法隆寺

久しぶりに法隆寺に行った。修学旅行以来ではないだろうか。当時のことは夢殿しか覚えていない。修学旅行は結構な歳になって行くものなので、もう少し覚えていても良い様なものだが、呆れるほどに断片的にしか覚えていない。人間とはこういうものか。が、こうした歴史的なものをこの歳になって見ると、また違う。歴史にも興味が自然と湧き、僅かながらの知識もあって見るとより面白い。もっと歳を取って、もう少しでも知識が増えると、また違う見方が出来るようになるのかもしれない。

法隆寺駅から徒歩で法隆寺へ。暑い日だったので疲れる。しかし、途中に趣のある家屋などあり、また奈良らしい広さが感じられるのでそれも良い。

大講堂では瓦に参拝した日などを記入してくださるというものがあった、恐らくお布施のようなものだ。実は義実家には法隆寺の瓦があり、長い間、何故そんなものがあるのか疑問であった。もしかして、義祖父が何らかの方法で入手したのかと思ったりもしたが、今回やっとその謎が解けた。義祖父はこの瓦を購入したのだな。

そして、法隆寺と言えば、何と言っても百済観音像である。色がはげ落ち、朽ちていく木の像をこの現代に見ると、大変艶めかしい。観音様の慈悲よりも艶めかしさの方を強く感じてしまう。後になって家人が購入した法隆寺の本に百済観音像が昔さながらに彩色再現された絵があったのだが、艶めかしさだけでなく、慈悲深さも余り感じられなかった(こんな事を言うと罰が当たるかな)。とってもパラダ〜イスな感じなのだ。が、よく考えると民衆に安らぎや浄土の世界を紹介するのには、そうしたパラダ〜イス感があった方が良いのかもしれない。当時はパラダイス感を、現代は慈悲と艶めかしさを。ある意味、素晴らしい。観音様は生きていらっしゃる。

その後、法隆寺近くのお店で昼食。さすが法隆寺。「柿うどん」なるものがある。食べてみる。...まったく普通である。法隆寺駅まではバスに乗って帰った。

電車で奈良駅へ。奈良国立博物館で開催されていた「法隆寺・金堂展」へ。興福寺を通り過ぎて奈良公園内の博物館へ。奈良国立博物館は初めてであったが、なかなか良いですな。

奈良駅へ通じる道にはお店が建ち並ぶ。「白鵬」という旅館に併設されているカフェで休憩。ゆったりした造りなので、少人数で行くと大変落ち着く。
奈良、良いな。

by kasuke : 2009年05月10日 00:45
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