2009年09月22日 (火)
2009 冬 平等院 + ニッポンガールズ・ライブ
バレンタインデーの日、京都に出かけた。お友達のバンド、ニッポンガールズのライブが懐かしの京都「磔磔」であったので、その前に平等院にも寄った。
平等院は中学の修学旅行以来である。覚えているのは、池を挟んで阿弥陀如来様のお顔を拝んだだけ。それ以外は全く覚えていない。14、5歳だというのに、何も覚えていないものですな。
今回は京阪宇治駅より宇治橋を渡った。宇治川というのはなかなか流れが速く、とても遊んだり出来そうにもない要注意の川だ。幅が広く、傾斜もないように見えるのだが、川も侮ってはいけないな。参道はお茶菓子やお茶を取り扱っているお店も多く、和風グッズもよくある参道よりも控えめな感じで良い。
表門から入る。何の見覚えもないので、中学時代には駐車場からすぐに入ったのかもしれないな。暫く歩くとすぐに鳳凰堂が見えてくる。鳳凰堂は美しい造りですな。繊細で細部にまで意匠が行き届いているのが見て感じ取ることができる。鳳凰堂の周りにはすぐに池があり、その池を挟んで鳳凰堂を臨めば、鳳凰堂中央にある穴から阿弥陀如来様のお顔が見える。鳳凰堂内部も300円の拝観料追加で決まった時間にツアーで拝観することができる。内部には雲中供養菩薩像が天を舞っているかのように配置されている。どの像も大変愛らしい。
この鳳凰堂内部拝観のチケットの柄がとてもキレイだなーと思っていたら、ミュージアムにはそんな柄を使った物がたくさん。こちらのミュージアムグッズはちょっと心躍る物が多い。なかなか趣味が良いですぞ。鳳凰堂、鳳凰、阿弥陀如来、雲中供養菩薩像、壁の模様などを美しくグッズに使ってある。どれも思わず欲しくなるものばかり。
そうして、心を躍らせていて、ふと気づいた。鳳凰堂内部拝見チケットの柄は鳳凰堂内部にかつて描かれていた柄である。色鮮やかで大変美しく、心躍る模様。よく考えてみると、鳳凰堂建設当時はそうした柄が壁一面にあり、そんな鮮やかな空間にたくさんの雲中供養菩薩が浮遊し、極楽浄土はこんなにステキなところなのですよと民衆に説いていたはずだ。特に平等院は周りに池があり、まるで水面に浮いているかのような様子であるし、今も残る柱の朱色から想像しても、酔いしれてしまうような浄土の再現ではなかっただろうか。日本の神社仏閣、特にお寺などは古い建物も多く、わびさびの世界で、枯れた感じが胸に静かに安らぎをもたらしてくれるのだが、建設当時はそうではなかったはずだ。平等院に今回来て、初めて思った。建設当時の人々には「わー♪」という感覚だったのだと。平等院のミュージアムグッズには建設当時の様子をCGで再現した写真集があるのでその感覚を感じることができるかもしれない。(購入しなかったのが悔やまれる。通販してもらおうかな。いや、もう一度行きたいな)
参道では「抹茶の里」なるお菓子を購入。これはとてもおいしいお菓子で、今後も食べたい、お土産にも喜ばれるもの。ただし、参道ではお店によって値段が違うので、それにがっかりしたくない場合は出来るだけ平等院から遠いお店で買うのが良いかもしれない。が、それに期待しすぎると、扱うお店を大きく行き過ぎ、駅も近くなり、戻るのが億劫になる危険性もある。
平等院で思わず興奮してしまったが、ライブに行くため、河原町に向かう。磔磔には昔何度も行ったのに、道をすっかり忘れてしまっていた。家人が地元の方に尋ねてやっと分かった。ニッポンガールズは和楽器に長けた6人のガールズによるバンドだ。みなさん、演奏技術が高いので質も高く、聞くのも安心だ。後で聞くと、頻繁に会って合わせるのではなく、それぞれにアレンジを考え短期間で合わせるのだとか。うむー、高い技術を持つ方々ならではですな。ガールズは皆さんお着物で美しく、可愛らしい。ただ、残念だったのは、バレンタインデーだったので入場時に渡されるはずだったチョコレートを我々にはライブハウスのスタッフが渡し忘れたことである(^^;)。
平等院もニッポンガールズもまた行きたいな。
