2010年06月09日 (水)
2010・2月 フランス旅行・ヴァンス(2日目)〜その3
やはり行ってみなければ分からないものは多い。
サン・ポールの次には家人が最も行きたかったヴァンスにあるマティスの作ったロザリオ礼拝堂だ。サン・ポールからヴァンス行きのバスに乗って終点で降りる。そこから徒歩。行く前は修行の意味も込めて山の高いところにあるのかと思い、それなりの歩きを覚悟したのだが、暫く歩くと民家の間にぽつりと礼拝堂が出てきた。少々、拍子抜けの感あり。二車線の狭い道路なのに大きな観光バスも停まったりする。
礼拝堂の中は撮影禁止。入る前に家人は礼拝堂の屋根の上の十字架やエントランスの装飾などを熱心に写真に撮っていた(私も撮ってはいたが)。家人にとってはかなりの興奮ではないかと想像する。勿論、家人を先に行かせる。
礼拝堂のドアの把手は先に握らせなければなりませぬ。
ドアを開けて入ると、下に降りる階段が。拝観料(と言っておこう。礼拝堂だもの)はその下で払う。全体は思っていたより小さい様な大きい様な。
タイルの絵は思っていたよりも大きかった。ステンドガラスから入る光が美しいな。これがもっと晴れた日であったらもっと美しかっただろう。懺悔の部屋へのドアもマティスがデザインしたそうだ。細部のすべてがマティスによる。椅子に座ったり、歩いたりしてじっくり見た後、ショップに行って家人はいろいろお買い物。
その間には昨日CDG空港からニースの空港まで一緒になった団体のご婦人方とも一緒になったりしてお話しする。ワタシはトイレにも行ったり。ここのトイレはショップの横にある階段を上がって、外に出て道路側の突き当たりにある。ワタシが行ったときは鍵が掛からなかったので要注意。ショップのマダム二人もいろいろ吟味する家人の味方になってくださったのか、いろいろフランス語で話しかけて下さる。ワタシのかなり拙いにわかフランス語でも役に立つのだ。そしてたくさんお買い物した家人にはとても素晴らしいおまけがあった。これは内緒。
お買い物を済ませて、また礼拝堂に戻る。
礼拝堂にはフランスのどこかから来た高校生の団体。社会見学だろうか? シスターが説明してくださるのを我々も座って聞いた。ところどころ分かる。その後もイタリアから来た団体さんと一緒にまた説明を聞く。キリストの様々な場面の絵も流石、イタリア人は○○の時の絵だとすぐに分かる。キリスト教圏なのだなと改めて感心。二回聞くと何となくではあるが、少し分かった気になる。その後、またショップへ。二人のマダムはまた来たねと歓迎。その内の一人のマダムと話していたら、シスターは英語が話せるからと、シスターに説明をしてくれるように頼んで下さった。シスターは団体の時よりは簡単に説明してくださった。「3」という数字がキーワードであること。聖ドミニコには「M」という文字が描かれてあること。我々が今まで雲だと思っていたふわふわの絵は花だということ。朝が最も美しいということ。他にもたくさんあったのに、忘れてしまった。メモでも取りながら聞けば良かった。。。礼拝堂に何時間いただろうか。家人はまだまだいたい様であったが、閉館の時間もある。シスター達にお礼を言って出た。
ショップのマダムが家人に教えて下さったという、礼拝堂が下から見える道路に出た。途中、ドングリの木と葉っぱを発見。葉っぱはもう枯れていたけれど、その形が何かに似ている。マティスの絵に良くあるワカメのようなひらひらだ。礼拝堂のステンドにもあった。ワカメのようだなと思っていたのだが、もしかしてドングリの葉っぱなのかもしれないとも思えてきた(海の絵にあるのはドングリではないだろうが)。下からも堪能してバス乗り場に帰る。家人は本当はヴァンスに一泊したかった様だ。旧市街にも行きたかったようだ。が、来たバスに乗ってしまった。
ニースに帰ってから、スーパーマーケット「モノプリ」に寄る。簡単に見て回って、ケーキを買って帰る。その後夕飯。ホテル近くのピザ屋さんでピザ。フランス人が一人一枚のピザを食べていたので、我々も同じように2人で2枚のピザを頼んだ。が、多い。食べきれない。フランス人は馬力があるなぁ。体が違うんだなぁ。思い知った。悪いと思ったが食べられない。
ホテルに帰ってからケーキ。ピザは食べられなくてもケーキは食べられるのだな。ワタシが選んだのはカシスチョコレート。どっしりしていて味がしっかりしていて、大変おいしい。カシスとチョコレートが融合した、今までずっと夢に見ていた理想の味だ。大満足で就寝。お休みなさい。