2010年06月19日 (土)

2010・2月 フランス旅行・アンティーブ(3日目)〜その1

今日は雨。でも道行くフランス人の多くは傘をさしていない。何故だろう。濡れるのに。荷物になるからだろうか。ファッションのためだろうか。傘がないのだろうか。
この日はアンティーブに鉄道で行く。ニース周辺のどこに行くかいろいろ検討した結果、ピカソ美術館であるお城に行くことにした。その前にフランスの友人へのお土産をニースヴィル駅近くの郵便局から発送する。本来はパリで会いたかった20数年来のペンパルであるフランス人の友人だが、子供を出産したばかりで各種予防接種もまだなので、今回は会うことはできなかった。残念だが、もしも子供に悪い菌が感染したらという母親の心配は尤もだ。心配な危険は予め防がなければならない。さて、郵便局で小包を出す。窓口に並んで荷物を差し出す。窓口はすべてガラスか何か透明なもので遮られていて、映画館のチケット売り場の様に少し隔たり感がある。中身の申告書を書いて保険付きにする。料金は何と19ユーロ。日本の感覚からするとお高い。確かにフランスから来る封書にある切手を見てフランスの郵便料金は高いなと思ったことが何度かある。何とか発送できて一安心。
ニースヴィル駅に行ってアンティーブ行きの切符を購入。「pour Antibes, duex, s'il vous plait」哀しいが、もはや単語の世界。貰った切符は航空券くらいの大きなものであった。それを黄色い刻印機に差し込んでホームに行く。表示に沿ってホームに行ってみたものの、どの列車かよく分からない。きょろきょろしていたら、女性駅員が話しかけてどのホームかを教えてくれた。あぁ、merci です。因みにそのホームに停車していたのはどうやら TGV の様であった。何と TGV は幹線列車と同じ軌道を走るのですな。それであのスピード。日本は新幹線と幹線の軌道が分けてあるのだが、どちらが良いだろう。建設することにおいては同じ軌道の方が費用も掛からず時間も早い。区別してある場合は費用も時間も掛かるが、何かしらの事故や問題が起こった時、その影響をどちらもが受けにくい。列車に乗り込むが生憎の雨で窓ガラスが曇って外が余り見えない。
アンティーブに着いて駅を出るが、その際に切符の回収はない。あんなに大きな切符なのに回収しないとは紙が勿体ない気がする。町まで雨の中を暫く歩く。町の中心地の噴水前にある案内所で地図を貰う。雨は相変わらずだが、お城に向かった。お城に向かうに従って、町並みが古くなっていく。入り組んだ石畳の路地、昔の建物が観光目的でなく普通に使われている。大変美しい。前日のサン・ポールよりその様子は美しかった。海近くに出るとお城はすぐそこだ。が、様子が何だかおかしい。お城への入り口には妙な足場がある。もしやと思ったら、入り口方面から帰って来た観光客らしき人が「閉まってるよ」と教えて下さる。あぁ、昨日のマーグ美術館に引き続き閉館中。そこにあるのに、行くことの出来ないお城。まさに「城」ですな。
ということで、引き返す。途中あった市場に寄ってみるが、そろそろ店じまい時間になった様子。野菜や果物、チーズが並ぶ。まだ後があるので、何も買わず見学だけで終了。
その後、家人が国立ピカソ美術館があるヴァロリスに行こうと提案。アンティーブからバスで行くことができるらしい。バスターミナルでヴァロリスに行くバスを探してみるがどこにもない。今ではもうなぜ気がついたのか覚えていないが、噴水のところにあるバス停だと気づいて引き返した。バスは噴水広場の横でもなく、案内所の一画の横、普通のバス停に来るのであった。兎に角乗り込んでバス賃を払う。一人1ユーロ。
   

by kasuke : 2010年06月19日 11:26
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