2010年07月19日 (月)

2010・2月 フランス旅行・ニース〜パリ(4日目)〜その2

最終日にして初トラムは旧市街で降りて、その後、城跡へ。そこは小高い丘であった。旧市街から階段を上がり、振り向いて見える旧市街の様子は大変美しい。城跡に通じる道の途中には人工の滝もある。お城の遺跡もある。頂上にはおみやげ物屋さんもあり、市民の憩いの場所のようである。残念なことにここではトイレを見つけることができなかった。フランスではトイレ探しは重要である。別の道から海岸を目指して降りていくと展望台がある。そこから見る海岸線は絵画でも見慣れたものだ。初めて見る感覚ではないのが面白い。
さて、海岸に降りてみる。今まで普通に砂浜だと思っていた海岸は丸い石で敷き詰められていた。形の揃った丸い石なので人工ということ(確かにあとでガイドブックを見ると石だった)。石だと砂みたいに足に付くこともないので夏の海水浴には良いのかもしれない。この海岸線沿いには高級ホテルもあるらしいが、我々はそんなものには余り興味がない。
海岸で持っていたパンを食べて旧市街へ。途中発見したトイレは勿論有料だが、入り口に人がいるタイプだったので清潔であった。もう市場も終わっている時間だったので簡単にお店巡りをする。オペラ座近くにある可愛いおばあちゃんがやっている石けんのお店でお土産をいくつか買う。たくさんの石けんがあって迷ってしまう(しかし、この石けんには後日談が)。
時間となったのでホテルに帰り荷物を受け取りバスで空港に向かった。ニース空港は海沿いに有り、町からも近いのでとても便利で、光景も美しい。空港内ものんびりしていて長閑である。ニースともさようなら。寂しいな。のんびりと良いところだったな。
また途中雪山を見ながらパリへ。着いたのはオルリー空港。以前はフランス第一国際空港であったのだが、暗く、天井が低くて、これが第一国際空港だったのかと思うとなかなかの歴史が感じられて可愛らしい。パリ市内にはタクシーで。ホテルの住所を書いたメモを運転手さんに見せて「このアドレスにシルヴプレ」。フレーズ、覚えておきました。空港から市内へ向かう道の壁には途切れることなく落書きが描いてある。一体いつ、どうやって描いたのかと思うとその根性も凄いと思えてくる。またその落書きは日本でも壁に良くあるもので世界共通のデザインなのだなと分かる。市内に入ると、あ、ノートルダムが、あ、○○が。興奮してしまう。ホテルに着いた。タクシー料金は40ユーロ強。荷物チャージも取らなかったムシュー。
ホテルのフロントは二階。二人で1泊7000円弱のホテルである。気さくな青年がフロントに。今回このホテルを予約するのに二つの異なるホテル予約サイトから予約したので、途中から違う部屋になっていたが、ずっと同じ部屋にいることができるかと尋ねると、後でやっておくよと気さくに言う彼。このホテルの時点で挨拶以外は英語モード。パリは違うんだなぁ。夕飯はホテルのすぐ近くにあるマクドナルド。フランスで二度目のマクドナルドか。今回は普通のチーズバーガーにしたが、これも日本よりおいしい。何が違うのかなぁ。
その後お風呂に入ろうとするとお湯が出なくなった。時間制限かボイラーの関係かもしれない。でも、大したことではない。ぬるま湯で洗ってお休みなさい。
明日からはパリ!

by kasuke : 12:25 | comment (0) | trackback (0)

2010年07月18日 (日)

2010・2月 フランス旅行・ニース最終日(4日目)〜その1

ニース最終日。この日は個人的に大変なことをしなければならない。この日の夜に着くパリのホテルに到着が夜遅いということを電話で伝えなくてはならないのだ。勉強したにわかフランス語で文章を作り、フランスに来る前にフランス語の出来る友人に直したりもしてもらった。言わなければならない事柄を紙に書き、間違ってはいけないので読み方も書いた。あぁ、緊張する。日本で普通の電話でさえ緊張するのに、フランス語で電話なんて。さて、パリに電話する。ホテルの人が出た。「ワタシは○○です。あなたのホテルに今夜から泊まる予定です。が、今夜10時頃に着きます」。通じたようだったが、やはり時間がちゃんと伝わったか心配だったので「アングレ、ok?」と英語に切り替え。もう一度時間を確認して、「メルシー、アビエント」と軽快に締めくくった(つもり)。懸念していた仕事終えたので、何やらやっと解放された気分。そして、前半のフランス語が何とか出来たのも嬉しかった。ワタシのにわかフランス語をちゃんとしたフランス語に直してくださったAさん、merci beaucoupです。
ホテルをチェックアウトして、荷物を夕方まで預かって貰う。とても気軽に預かってくれた。午前中はローマ遺跡、マティス美術館、お墓参りのあるシミエ地区へ。そこに行くバスに乗ろうと多くのバスが通りそうな大通りに行ってみるが、そこに行きそうなバスの番号が発見できない。どうしようかとうろうろしていたら、比較的ホテルに近いところにシミエ地区に行くバスを発見した。夕方には空港に行くので一日券を購入。そう言えば、バスの切符は一回乗りも一日券もなかなか立派で、カード大。紙製ではあるが、イラスト・デザインもちゃんとしている。それを貰って自分で刻印するのだが、それっきりで回収されない。一日券は仕方ないにしても、一回乗りは鉄道同様勿体ない気がしてならない。
バスや山の方に登っていく。目的地は一カ所にあるので降りるのも簡単であった。ローマ遺跡の競技場はこれまた改装中で柵が張り巡らされている。あぁ、ここでも入ることが出来なかった。が、柵の間から眺める。マティス美術館は広くて、人が少なくて、大変見やすい。初日に行ったマティスの礼拝堂、ロザリオ礼拝堂の模型などもあったり、絵で見慣れた椅子などもある。訪れる人もそんなにはいなくて、ゆったりと過ごすことができた。美術館を取り巻くようにローマンバスもある。本当はその遺跡まで降りて行きたかったが、どうやらその入り口は遠い反対側のようだったので諦めた。そしてお墓参りへ。デュフィとマティスのお墓があるという。デユフィのお墓は多くの人と一緒であった。見晴らしの良いところで寂しくなさそう。一方、マティスは一人だけ。特別感があるがちょっぴり寂しそう。
時間に余裕があるわけではない。次の目的地に向かう。町に戻ろうとバスに乗った。しかし、バスはシミエ地区の山から下りて、来たのとは反対に向かった。家人は正しいと言うが、絶対に反対方向である。どうするかと考えていたら、トラムの駅が見えた。今日買ったバスの一日券はトラムにも乗り放題なのですぐに乗り換えた。あぁ、これで無事に町に戻れると思って座っていたら、フランス人のお嬢さんが英語で話しかけてきた。ニースのトラムに関するアンケート調査だという。どこから来たか、トラムに乗った後の行き先などいくつかの項目を聞いて行かれた。外国でアンケートを聞かれるのも面白いな。またニースは外国人にも積極的にアンケートをしてより良いサービスを目指しているのだなと分かる。本来乗るはずではなかったトラムにも偶発的に乗ることができて、それなりに楽しかったな。

by kasuke : 12:27 | comment (0) | trackback (0)

2010年07月04日 (日)

2010・2月 フランス旅行・夜のニース(3日目)〜その3

ニースに帰って、我々はプロヴァンス鉄道の駅に向かった。本当はその鉄道に乗って山の中に行ってみたかったけれど、如何せんそれをすると一日時間を取ってしまう。そんな時間的余裕は残念ながらなかったのだ。家人のある友人が我が実家に通じる福塩線の車窓を見て、「プロヴァンスがここにある」と言ったそうだが、この鉄道の車窓に似たものがあると何だか想像できる。それで駅だけでも見ておきたいと向かった。
さて、駅に向かう途中、鉄道の高架下を歩くと、その天井は青い青い照明であった。家人は「ニースブルーだ!」と教えてくれる。
プロヴァンスの駅はちょっと遠い。また夜で暗くて道も分かりにくい。ある路地で地図を持ってうろうろしていたら、後ろからご婦人が声を掛けて下さった。我々がプロヴァンス鉄道の駅に行きたいと分かると、場所をすべてフランス語で丁寧に教えて下さる。そして、さり気なくご婦人は帰路につかれた。あぁ、親切だなぁ。そしてすべてフランス語、良いなぁ。それで良いのだと思う。我々はご婦人の手振りと単語を頑張って聞き取って駅に向かった。キーワードは右、大きいスーパーマーケット、そして駐車場。何となく右に向かうと、スーパーマーケットと駐車場が出てきて、その向かいに駅があった。聞き取ったすべてがそこにあって、とても嬉しくなった。
プリヴァンス鉄道の駅は思っていたより近代的で簡素であった。想像していたのは古くて、石造りか木造のもの。随分違う。明日に備えてか停車していた列車も小さくて可愛らしい。列車を写真に撮っているとそれを見た人が笑っていく。駅で時刻表を貰って帰る。いつか乗る日が来るだろうか。
その後は夕食の為に歩いて旧市街に。家人がガイドブックで探してくれたお店を探すがなかなか見つからない。諦めかけた頃、やっと発見したが、満員で「予約してありますか?」と聞かれる。人気店なのだな。では、どうしようか、インド料理店もあるよとワタシが言っていたら、家人が別のお店を発見。そのお店もニース料理屋さんらしい。入るとそこも人で一杯。各テーブルは距離がとても近くて狭い。やっと座って注文する。ニョッキ、サラダ2種、ズッキーニのフリッター。我々の席の後ろに座っていた老夫婦さんが頼まれていたデザートの大きさにびっくりすると「とってもおいしいよ」と教えて下さる。料理がやってきた。うむ、一皿の量が半端なく多い。サラダ2種は多かったな。サラダはトマトがメインだったけれど、これが日本のトマトに比べておいしくない。というか、野性的な味。日本のトマトは食べやすく改良されているのかな。最近は甘いトマトもどんどん新しいものが出ている。フリッターはおいしかった。ズッキーニを縦に切って天ぷらにする大胆さにも驚いたが。ニョッキはビーフシチュー味みたいなものだったが、うむ... 食べるに従って辛くなる。が、お隣の若夫婦と娘さんの食事を見ると、一人一皿で小さな娘さんも一人で一皿のニョッキを食べている。それも軽々と食べ終わった。うむ、やはり小さい頃から体が違う、馬力が違うんですな。思い知りました。我々はと言うと、サラダを一皿余計に頼んだとはいえ、予想以上に食べることができなかった。申し訳なかったけれど、食べられない。お会計の時に注文時には若干無愛想だったご主人も満面の笑みで「good?」と聞いてこられた。我々は「oui!」フリッターおいしかったし。残してごめんなさい。
帰りに小さいお店でコーラを買って帰った。そこのレジでは「ジャポネ?」。答えは勿論「ウイ」。こんな簡単なフランス語も嬉しいな。今日もいろんな処に行ったな。お休みなさい。

by kasuke : 12:18 | comment (0) | trackback (0)
▲PAGETOP